妊活はサプリと併せて睡眠も大切！規則正しい眠りのポイントまとめ

サプリメントだけでなく睡眠が重要な理由は

妊活において重要になる要素は多く、栄養の偏りや生活習慣も見直したいポイントになっています。栄養の偏りはサプリメントの使用である程度改善できるものの、十分な栄養がとれていても睡眠の質が悪ければ効果を実感しづらくなります。睡眠の質が良くなければ、代謝が進まず、栄養が十分に生かせないケースが出てきます。

それだけでなく、せっかく吸収した栄養素が不要な成分として体外に排出されてしまう可能性も出てくるのです。栄養素の中には体の中に長くとどまることができず、定期的な摂取が必要なものも存在します。また、新陳代謝を通して体の中に蓄積されるものも存在し、そのバランスが保たれることで健康な生活を送ることができるのです。

健康な生活を送れるということは、健全な卵子を育てることや、生理や排卵のタイミングを整えることにもつながります。睡眠はホルモンバランスや自律神経にも大きな影響を与えるため、しっかりと睡眠時間をとることは非常に重要なのです。

ただし、注意点もあります。人間は寝だめをすることができないことが科学的に証明されています。睡眠時間ではなく、睡眠の質に注目することも大切で、だらだらと寝ていても効率が悪くなるのです。睡眠時間が長すぎれば、それだけ筋肉が弱り、代謝が悪くなる可能性も出てきます。

自分がしっかり眠れているか、眠ることによって疲れがとれているかを確認しつつ改善点を探すことが大切です。特に夜中に何度も起きてしまう場合は、自律神経が乱れており、体がしっかりと休む体制に入れていない可能性があります。

まずは寝る時間を規則的にし、体に眠りにつく時間を教えることで改善を目指すのが基本になります。昼寝時間が長すぎるなど思わぬ原因で眠りが浅くなっていることもあるため、昼寝をするにしても30分以下にするなど工夫が大切です。

ストレスを避けるのも基本に

自律神経の乱れはストレスから生じることも多く、睡眠に悪影響を与えることが知られています。妊娠にとってもマイナス要素が大きく、妊活のために仕事を休むなど思い切った決断をする人もいます。

年齢を重ねると妊娠の確立が減ってくるだけでなく、高齢出産になると赤ちゃんが障害を抱えるリスクなども高まってきます。妊活ができるうちに集中して活動をした方がよいと判断する人も増えているのです。

一方で、生活に余裕がないことから妊活に集中できない人も多いためバランスをとることが大切になります。生活習慣で意識せずにストレスを受けがちなのが、スマホやテレビの見すぎです。スマホやテレビは強い光を発しているため、眼精疲労の原因となります。

また、強い光を浴びることで交感神経が活発になり、脳が興奮状態になります。睡眠のためには副交感神経の働きを高め、脳をリラックス状態にする必要がありますが、スマホやテレビの光は逆の効果を持っているのです。

スマホを長時間見ている場合は顔を下に向けている場合が多くなり、首や肩にも負担がかかるという点も見逃せないポイントです。首や肩のコリは脳へ十分な血液が送られるのを阻害し、疲労を感じやすくする原因となるのです。あまりにコリがひどくなってしまうと、痛みに鈍感になって自覚症状自体が薄くなってしまう場合もあります。

長時間の利用を避けるだけでなく、寝る前の1時間は利用しないようにするなど工夫を重ねた方がよいのです。妊活用のサプリメントでも、睡眠の質の向上を目指した成分を含むものもありますが、普段の習慣に見落としがあれば効果は薄くなります。

脳が活発に活動するということは、脳が疲れ、ストレスを受けるということです。メリハリをつけて休む時間を作らなければ様々な悪影響を与えるため、リラックスできる時間を設けて脳が眠りにつきやすくなる状況を作った方がよいのです。